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関ゼミナールが講演会シリーズ「SDGsの本質」を開催

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2021年6月25日(金)19時~21時、東京経済大学全学共通教育センター・関昭典ゼミナール主催の講演会「SDGsの本質」が開催されました。講師の原琴乃さんは外務省職員・作家で、著書に『SDGsの本質』や『わたしがかわる みらいもかわるSDGsはじめのいっぽ』などがあります。

本講演は、関ゼミナールが主催する全4回の講演会シリーズの3回目にあたります。

イベントは以下のプログラムで行われました。

(1)開会挨拶 (岡本英男東京経済大学学長)
(2)講演会趣旨説明と講師紹介(関昭典教授・全学共通教育センター長)
(3)原琴乃氏 講演
(4)講演者・ファシリテーター対談
(5)質疑応答
(6)まとめ・閉会挨拶(関昭典教授、榎本みう(関昭典ゼミナールゼミ長))

講演では、画面越しに原さんの言葉だけでなく熱量まで伝わってきました。その熱に応えるかのように、学生たちが頷きながらメモを取っている様子が印象的でした。

質疑応答では多くの参加者から質問が寄せられ、白熱したものになりました。「SDGsに向き合っているつもりの自分の活動は、実はSDGsウォッシュ*に陥っているのではないか」「近年のスマートシティ構想、DX(デジタルトランスフォーメーション)はSDGsの活動を促進する相乗効果を持ちうる」など、講演内容を踏まえた質問者の真摯な問題意識が発露したものとなりました。東京経済大学の岡本英男学長も「質問するつもりはなかったのだが、思わず発言したくなった」と恐縮しつつ質疑応答に参加していました。

* SDGsウォッシュ:SDGsに取り組んでいるように見せかけるような、実態を伴わない活動のこと。

イベントに参加した佐藤さん(現代法3年)は「外務省職員の方から直接お話を聞ける貴重なイベントを開催して頂いたことに、まずは感謝申し上げます。原さんのお話はどれも興味深く、2時間のイベントがあっという間に感じました。現場の生の声を聞くことができ、非常に勉強になりました。また、主体的に学ぶ学生の姿を見て、私自身とても刺激を受けました。このイベントに参加でき、心から良かったと思います」とハキハキと語りました。

また、別の参加者からは「私たちには今、SDGsに対して具体的な行動を起こすことが求められています。“ 誰かがやればいい” ではなく、SDGsを自分ごととして捉え、マイバック・マイボトルの持参などの小さな取組みを一人ひとりが積極的に実践するようになることが、持続可能な社会を目指すうえで必須なのだと、本イベントを通じて改めて感じました」といった感想も寄せられました。

学生記者:経営学部3年 内田 充俊