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【在学生のみなさん】学長メッセージ ― 第2学期授業開始にあたって ―

 

2021年9月13日

東京経済大学学長 岡本英男

学長の岡本です。

いよいよ9月24日から第2学期が始まります。学生の皆さんは、どのような夏休みを過ごされたでしょうか。

私はこの夏休みは、学長としての仕事を少し離れ、学会誌に掲載する論文の執筆準備をしたり、ふだんはなかなか読めない本を読んだりして過ごしました。また、外出が思うようにできないことからくる運動不足を補うために、近所を朝夕散歩するよう努めました。

第1学期は2度にわたる緊急事態宣言の発令のために、対面授業を基本とする授業形態をとりえたのは4月8日から25日までの2週間余り、そして6月28日から7月11日までの約2週間のみでした。私はそのことをとても残念に思っていますが、第2学期もまた、東京都の緊急事態宣言が9月30日まで延長されたため、9月24日から10月7日までの約2週間は、全面オンラインでの授業となります。

しかし、オンラインでの授業であっても、皆さんの主体的努力と工夫次第で、学びを大きく深めることができます。経済学部4年の渡邊将也君と経営学部4年の栃内大圭輝君が昨年述べた次のような言葉は大きなヒントになりうると私は思っています。
「私はこの状況だからこそできることもあるのではないかと考えます。自粛が必要とされている今、チームメイトと直接意見を交わせない、深い議論ができない、厳しい時期となっています。そんな中、今できることは知識の引き出しを増やし、メンバーとの再会に備えることです」
「私は、授業がオンライン上であっても主体性を忘れずに臨みました。例えば、掲示板やアンケート機能を活用して教授に質問を伝え、回答を教示していただくことで課題における疑問の払拭に努めました。オンラインではためらいがちな質問も、恐れずに試してみることが大切だと実感しています」

皆さんもまた、この渡邊君や栃内君のように、「この状況だからこそできることもある」、「メンバーとの再会に備える」、「主体性を忘れずに臨む」、「質問を恐れずに試してみる」、といった気持ちで授業に臨んでください。そして、クラスやゼミのメンバーと意見を交わしながら、互いに高めあうことのできる良い仲間を見つけてください。

最後に10月8日以降の対面授業への移行に向けて、皆さんにお願いしたいことがあります。それはワクチン接種に関することです。

ワクチン接種については、厚生労働省が「日本で接種が行われている新型コロナワクチンは、いずれも、新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、また重症化を防ぐ効果も期待されています」と説明しています。本学としましては、ワクチン接種に関して個人の自由を十分尊重していますが、できるだけ早期に皆さんがワクチン接種を受けられることを私は強く推奨します。

自治体によって差異はありますが、世代ごとに接種期間を設定しながらワクチン接種が進められています。国や自治体も接種会場を増設し、接種機会と接種率を高めていますので、積極的に接種予約に努めてください。ただし、2回のワクチン接種後も感染するケースが報告されていますので、ワクチン接種後も引き続き手洗いやマスク着用などの基本対策はおろそかにしないようお願いします。

第2学期もしばらくはオンラインでの授業となりますが、キャンパスに入構することは可能です。登校し、図書館やPC自習室、学習センターなどの学内施設も自由に使用できます。大学は皆さんの学習機会を保障し、皆さんの勉学意欲を高めるための環境を維持しつづけたいと思っております。私自身、週一回開催している学長ゼミを9月29日からZoomで再開します。学長ゼミは自主ゼミであるため単位をあげることはできませんが、本学の学生であれば、学部、学年を問わず、誰でも参加することができます。興味のある方は、勇気を奮って本学の総合企画課に連絡してみてください。

皆さん、新しい学期を新しい気持ちで迎えましょう。そして、オンラインであれ、対面であれ、つねに前向きな気持ちで「自分は121年の伝統を誇る東京経済大学のメンバーである」という自覚をもって、主体的に勉学に励んでください。私はそういう皆さんを学長室から応援しています。