東京経済大学全学共通教育センターの澁谷知美准教授(研究分野:ジェンダー論ほか)のインタビュー記事が、2021年10月9日付の毎日新聞、くらしナビ面に掲載されました。
澁谷准教授は、12年かけて男性の性の個体差に関する研究をすすめ、2021年2月に上梓。本格的な研究を開始してからは、約2,000件の文献にあたり、歴史を紐解いていったと記されています。
紙面で澁谷准教授は、「自分の体はコンプレックスを持つものではないし、一人ひとりの体は大事なものなのだと教える必要があります。それにより自己肯定感が育まれ、他者の体を尊重することにつながります。男性間でも他人の体をバカにすることはハラスメントであり、これを受忍すると自分より弱い男性や女性に敵意が向いてしまう可能性があります」などとコメントしています。