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2021年度現代法学部ゼミ研究報告会開催

2021年128()、東京経済大学現代法学部はゼミ研究報告会を開催しました。

現代法学部ゼミ研究報告会は、学生がゼミで学んだことをアウトプットする場として、また3年次からゼミの履修を希望する学生にゼミ選びの参考としてもらうため開催しています。

感染対策を徹底し3教室に分かれ、各ゼミ質疑応答を含めて20分ずつの発表を対面で行いました。

現代法学部の高平奇恵准教授は、「現代的な課題に取り組んでいる3つのゼミの報告が印象的でした。ひとつは野村ゼミの子供のいじめ問題に関わる発表で、パンフレットの作成という、実際に子供たちの役に立つ活動をしていることは有益であると感じました。学校の中での権利・利益、制約のあり方を取り上げた山本ゼミは、自分達で問題を解決するにはどうしていけば良いのか、より問題意識が高まるよう工夫し、興味深いもの取り上げているという所感でした。村本ゼミのAIとプライバシーに関する発表は、近い将来広まっていく技術の問題について、”監視カメラの電車への導入という視点から法解釈を行なっていました。問題提起を行い、聞き手にも考えさせるような工夫があり非常に面白いトピックでした」と感想を述べました。

発表者のひとりは「3ヶ月という長期間にわたり報告の準備を行なってきましたが、ゼミの雰囲気が良く、議論の際も意見が活発に交わされました。ゼミ選びのために訪れてくれた2年生の参考になれば幸いです」と、快活に答えてくれました。

参加した2年生は「発表を聞くまで、ゼミの学びはテキストを読んだり議論したりと、教室の中で完結しているイメージを持っていましたが、今日の発表を聞き、地域など学外へ積極的に関わっていくアクティブな活動も行なわれていることを知り、ゼミに入るのがより楽しみになりました」と感想を述べました。

取材:学生記者 経営学部3年 内田充俊