東京経済大学は2021年12月18日(土)、2022年度の新入生のサポート役を担う学生を育成するため、ファシリテーター研修を行いました。本学では2017年度より、新入生がスムーズに大学生活を始められるように毎年3月にウェルカムパーティーを行っており、そこで進行役を務めるのが今回研修を受けた学生です。イベントを運営するファシリテーターは、約8時間の綿密な研修を受け、3月の交流イベントに臨みます。
研修の前半は5~6人ごとの班に分かれ、ウェルカムパーティーを新入生側の立場で体験し、どのような声かけやサポートが必要なのかを学びました。研修に参加した学生らは、このイベントに参加した新入生が友人を作り、大学生活に期待を寄せてもらえるよう、真剣かつ笑顔で取り組んでいました。
学生委員長の加藤みどり経営学部教授は、「現2年生の大学生活の多くはオンラインであったため、友人作りが難しかったと思う。そのような経験をした2年生が今回のプロジェクトに参加してくれ感謝している。新入生が感じる大学生活への不安を取り除き、より良い大学生活のスタートを切れるようサポートしてほしい」とサポーターとなる学生たちへ期待を述べました。
研修に参加した2年生のひとりは、「研修に参加し学内で新たな繋がりができてよかったです。新入生ウェルカムパーティーに出席する新入生にとって、おそらく私たちが初めて交流する東経大生になるので、先輩である自覚を持って取り組みたいと思います。有意義なイベントにするため、私たちファシリテーターも協力しながら仲を深めていきたいと思います」と話してくれました。
取材:学生記者 経営学部3年 内田 充俊、経済学部1年 宅間海斗