公益社団法人東京広告協会は、2022年2月22日に帝国ホテルで開かれた第94回定時総会で、東京経済大学の岸志津江副学長(経営学部教授)へ、第41回「東京広告協会 白川忍賞」の贈賞を行いました。
「東京広告協会 白川忍賞」は、日本広告会(現東京広告協会)の初代理事長である白川忍氏より贈与された寄付金をもとに、白川氏の広告界における卓越した業績を讃えて制定され、毎年広告の発展向上に貢献した業績や活動に対して贈られています。
受賞した岸教授は、「私が広告を学んだイリノイ大学の広告学科は、アメリカで最も古い広告学科の1つであり、創設者のC.H.サンデージは豊かな社会をつくるための広告の社会・経済機能を重視していた。私は一貫して広告効果を理論的・実証的に説明することを課題とし、媒体接触からコミュニケーション効果、購買行動における効果などを研究してきた。今後は消費経験における効果を研究したいと考えている。産業界の皆様とは共同研究の機会をいただき、知識は現場から生まれることを、調査研究を通して身をもって学ばせていただいた。そのような経験を教育に活かすことができ、感謝している」などとコメントしました。
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