公益社団法人通信文化協会は2022年2月28日、「第67回前島密賞」受賞者の決定を報道発表し、総務省推薦による受賞者のひとりに、東京経済大学の米山高生経営学部教授が選出されました。贈呈式は2022年4月7日にKKRホテルで開催されます。
「前島密賞」は逓信事業の創始者である前島密氏の功績を記念し、その精神を伝承発展せしめるため1955年に設けられたもので、以降毎年度、情報通信事業及び放送事業の進歩発展に著しい功績があった個人、団体に対して贈られています。第67回(令和3年度)は、19件(31名2団体)への贈賞が決定しています。
米山教授は、総務省より「郵政行政や郵便サービスのあり方に関する国の政策・制度の発展への貢献」という功績タイトルで推薦され、功績に関する書面には「情報通信審議会委員、郵政政策部会部会長及び郵便局活性化委員会主査として、今後も郵便サービスが安定的に提供されるためにはどのような取組や制度改正が必要であるかの議論の取りまとめに尽力し、郵便法改正による郵便サービスの見直し等の郵政行政や郵便サービスのあり方に関する国の政策・制度の発展に多大な貢献をした」などと詳細が記載されています。