東京経済大学図書館1階ブラウジングスペースでは2022年5月18日（水）、TKU Library Lunch-time Sessionが開催されました。
第2回となる今回は、「東経大の至宝：ある伯爵家に所蔵されていた『国富論』」というテーマで、安川隆司経済学部教授が、本学図書館で所蔵している貴重書『国富論』の初版本について紹介しました。
『国富論』の著者である経済学の父アダム・スミスに関することや彼が行った改革、『国富論』初版本を所有していた第８代ローダーデイル伯の紹介が行われ、積極的に質問をする学生の姿も見られました。また、『国富論』の初版本を目にするという貴重な機会を得た参加者は、身を乗り出して覗いていました。
昼休みの30分間という限られた時間のなかで、国富論について詳細を知らない学生でも理解できるよう説明がなされ、参加者からは満足した様子が伺えました。
取材：学生記者 コミュニケーション学部3年 小布施知優
