大学院では多様な大学院生が日々研究を重ねていますが、その中で若い大学院生たちとともに、シニア世代の大学院生も研究に励んでいます。
東京経済大学では、社会人経験を経た後に大学院で研究したい方を受け入れる「シニア大学院制度」を、2006年に全国で初めて導入しました。既に50名以上の修了生が輩出され、現在も20名のシニア大学院生が博士論文、修士論文などの執筆に向けて、研究を行っています。職業人とは別の目標に向かって、研究仲間と共に努力できる場として、大学院は魅力的なところだといえるでしょう。
しかし、同様の制度が全国各地にあり、シニア大学院生も数多くいるにも関わらず、これまでシニア大学院生同士が研究交流できる場はあまりありませんでした。大学院の枠を超えて、シニア大学院生が何に関心をもち、どのような研究をしているのかをお互いに知る機会があれば、より一層研究への意欲は高まることでしょう。
そこで、シニア大学院生の研究成果を発表する場として、全国のシニア大学院生による研究報告大会を開催いたします。日頃の研究成果をより幅広い研究仲間に向けて報告する機会として、またそれを聞く機会として、積極的にご参加ください。全国からの多くの方のご参加をお待ちしております。
| 報告資格 | 大学院に在籍中のシニア大学院生(年齢の目安:50歳代以上) |
|---|---|
| 報告分野 | 研究分野は問いません |
| 報告時間 | 30分(報告20分、質疑応答10分) |
| 開催形式 | 対面開催(オンライン中継などは行いません) |
| 募集人数 | 6名(予定) |
| 選 考 | 報告分野のバランスなどを考慮のうえ実行委員会で選考を行い、報告者を決定します |
| 申請必要事項 | ①氏名 ②よみがな ③所属大学院 ④生年 ⑤メールアドレス ⑥報告タイトル ⑦報告概要(200字程度) ⑧関連業績(論文などあればご紹介ください) |
| 申請方法 | 上記必要事項を、メールにてkyomu@s.tku.ac.jp(東京経済大学研究課)までお送りください |
| 申請締切 | 2022年7月31日(日) |
| 選考結果通知 | 2022年8月5日(金)までに、応募者全員へ通知いたします |
| 交通費補助 | 遠隔地から来場の報告者については、交通費を一部補助します |
| 主 催 | 東京経済大学全国シニア大学院生研究大会実行委員会 |
| 実行委員会委員長 | 新井田 智幸 専任講師 (経済学研究科) |
| 問い合わせ先 | 東京経済大学 研究課 E-mail kyomu@s.tku.ac.jp |
注意事項
新型コロナウイルス感染症の状況や止むを得ない状況により、大会の開催方法の変更や中止となる場合もございますのでご了承ください。
東京経済大学では、大学の運営方法に基づき十分な感染症対策を実施していますが、多くの人が集まる場所に出向くことや健康に不安を感じられる場合の応募はご遠慮ください。
上野 千鶴子氏
社会学者・東京大学名誉教授・認定NPO法人ウイメンズアクションネットワーク(WAN)理事長
専門は女性学、ジェンダー研究。高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。
写真撮影:後藤さくら氏