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国際協力の推進に貢献したとして小川英治教授が令和4年度外務大臣表彰を受賞!

東京経済大学経済学部の小川英治教授が、国際協力の推進に尽力した功績を称えられ、令和4年度外務大臣表彰を受賞しました。

小川英治教授は、2003年より2021年まで、18年間にわたりODAの事業の妥当性を確認するとともに、その質と透明性の向上を図ることを目的とした「開発協力適正会議」の座長を務め、我が国ODA事業の戦略的、かつ効果的な援助の実現に多大な貢献を続けました。また、「開発協力適正会議」の前身である「無償資金協力実施適正会議」の委員を務めており、その開発協力に関する卓抜した知見を生かして、開発協力に知見を有する委員の議論を牽引し、当該会議における議論の質を深めることに大きな貢献をしたことが認められ、表彰されたものです。

外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。

受賞にあたり小川英治教授は「日本のODAの事業の妥当性をチェックするという形で間接的ではありますが、日本が行ってきた発展途上国への開発協力に少しでも貢献できたと評価をいただいたことは、大変光栄なことです。自身でもケニア中央銀行附属金融学校に対するJICAの技術支援に関与したことがあり、現場でODAの事業を遂行されている方々が大変苦労されている姿を垣間見ました。発展途上国のみならず、日本及び国際社会にとって開発協力面での国際協力が重要であることを多くの方々に再認識していただきたく思います。」とコメントしました。