東京経済大学と工学院大学は、2020年5月に締結した包括的な法人連携協定を記念し、双方の大学の歴史を振り返り現在と未来について共有するトークセッションの第2回を、2022年11月11日(金)に東京経済大学国分寺キャンパス「東経の森」で開催しました。
第2回は「まちづくりから考える地域と暮らし~SDGsを視野に入れて~」をテーマに、本学の羽貝正美副学長と工学院大学の野澤康副学長が自身の専門分野であるまちづくりについて、第1部ではそれぞれの研究に関する発表を、第2部ではトークセッションを行いました。
インスタレーションが施された東経の森やライトアップされた新次郎池という幻想的な雰囲気の中、両氏は「断続的なまちづくりのためには、そこに楽しさがあるかどうかが大事になってくる。はじめからきちんと決められた計画よりも、とりあえずやってみようという計画の方がうまくいくことが多い」「まちづくりを進めるうえで話し合いは必要不可欠である。自由な雰囲気が大切で、その中で行われる話し合いからはいろいろなアイデアが生まれる。大人が発言を躊躇するような意見をまっすぐに言うことができる子供の存在も貴重である」と語りました。
学生記者 経済学部1年 小林莞士