東京経済大学学習センターは2023年6月20日（火）、竹内秀一全学共通教育センター教授が講師を務め『基礎知識講座＜教養としてのデータサイエンスシリーズ＞第3回「データ分析」って何？』を開催しました。
講座では普段私たちがよく目にする内閣支持率の世論調査など、身近な事例を出しデータ分析について詳しく説明がなされました。データ分析の方法として統計的仮説検定（帰無仮説、対立仮説）、多変量解析（回帰分析・クラスタ分析）なども紹介され、数式を用いた求め方も含め、より専門的な解説もありました。
竹内教授は「1回の試行で示されたデータを信じてしまう人がいるが、データにはばらつきがあるので、最低でも数回の試行を経たデータを確認する必要がある」「例えば世論調査についても、一社が発行する新聞を見るのではなく、何社か比較してみることが重要」などと語りました。
データにはばらつきがあるため、何回も試行したものでないと「悪いものを良い、良いものを悪い」とするデータができてしまうかもしれません。学生記者 現代法学部３年 赤羽浩和
