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大倉記念学芸振興会学術講演会 21世紀は「例外」か「常態」か〜「ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)」をいかに回避するか〜 を開催

大倉喜八郎記念東京経済大学学術芸術振興会(略称:大倉記念学芸振興会)は2023年6月24日(土)、大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール)にて学術講演会『21世紀は「例外」か「常態」か〜ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)をいかに回避するか〜』を開催しました。

今回は法政大学法学部教授で経済学者の水野和夫先生をお招きし、21世紀の資本主義の課題について、データに基づいてお話しいただきました。労働生産性が上昇しているのに対し実質賃金が下落していることや利子率と資本利潤率が逆方向に動いていること、生活の充実を願う反面個人消費支出が低下していることなどを問題視し、日本経済のあり方について詳しく講演いただきました。

参加者のひとりは「専門的な内容もあり難しく感じたところもありましたが、終盤のより詳しい解説で理解が深まりました」とコメント寄せました。

学生記者 コミュニケーション学部2年 青野真依