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【学生・教職員対象12/19(火)】“がん”であっても、無くても。「マギーズ東京」共同代表理事,鈴木美穂氏(元日本テレビ報道記者)がゲスト講義に登壇

  • すべての人に健康と福祉を

2023年12月19日(火)4時限目の総合教育ワークショップ「多様性社会における心理支援を学ぶ(応用)」(担当:野田淳子准教授、寺島瞳准教授の合同授業回)において、認定特定非営利活動法人「マギーズ東京」の鈴木美穂氏がゲスト講師として登壇されます。

鈴木氏は24歳の時、日本テレビの記者として在職中にステージ3の乳がんと診断されました。手術・放射線・抗がん剤をはじめとする治療のフルコースのさなかで経験された、多くの苦しみから職場に復帰された後、「同じように苦しむ方のために、欲しかった居場所を届けたい」との強い願いから、若年性がん患者のための「STAND UP!!」に続き、共同代表を務める看護師の秋山正子氏とともに、がんの影響を受ける全ての人が利用できる「マギーズ東京」を2016年10月に開設しました。英国発祥の「マギーズキャンサーケアリングセンター」の日本第一号、豊洲の「マギーズ東京」は「病院でも自宅でもない、第二の我が家」として親しまれ、これまで4万人以上の方が利用しています。

若くして余儀なくされた闘病経験を通して、鈴木氏がどのような思いで”がんであっても無くても”誰もが求める質の高いサポーティブ・ケアと出会い、その実現に至ったのか。「生きること」に向き合い、チャレンジし続ける鈴木氏の姿勢から直接学ぶ貴重な機会です。また、当日は、日々マギーズ東京で相談支援にあたられている常勤看護師の岩城典子氏にもいらしていただく予定で調整中です。

正規在学生、教職員であればどなたでも参加可能ですので、希望者は、野田淳子准教授宛メールでご連絡ください。(学生はオフィスアワー一覧で連絡先を確認できます)

鈴木美穂氏(ご紹介)

1983年、東京生まれ。2006年慶応義塾大学法学部卒業後、2018年まで日本テレビ在籍。2008年に乳がんが発覚、8か月休職して手術、抗がん剤治療・放射線治療など標準治療を経験。報道局社会部や政治部の記者、「スッキリ」「情報ライブミヤネ屋」ニュースコーナーのデスク兼キャスターなどを歴任。2016年看護師の秋山正子らと共にマギーズ東京を設立し、共同代表理事に就任。以降、厚生労働省や都庁などで複数の行政委員や、NHK放送番組審議会委員などを兼任。

▶ドキュメンタリー番組:「Cancer gift がんって、不幸ですか?」(2017年度日本医学ジャーナリスト協会賞映像部門優秀賞)「マギーズ東京」(日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017年チーム賞)(2022年度シチズン・オブ・ザ・イヤー)

▶著書:『もしすべてのことに意味があるなら-がんがわたしにおしえてくれたこと』(ダイヤモンド社、2019年)

マギーズ東京:https://maggiestokyo.org/about