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日韓の大学生を対象に行った意識調査報告会をオンラインで開催~現代法学部西下彰俊ゼミ

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東京経済大学現代法学部の西下彰俊ゼミは2023年12月2日(土)、日本と韓国の大学生を対象としたアンケート調査の報告会をオンラインで開催しました。当日は本学の学生や高校生、交友関係のある他大学や韓国の大学生など約100名が参加しました。

西下ゼミ生が統計した日韓両国の大学生に対する意識調査によると、祖父母が要介護になった場合、韓国と比べて日本の方が介護施設への入所を望むケースが多く、韓国の方が家族による介護を望む傾向があり、日本と比べて約5倍の水準となったそうです。要因として、介護施設への心理的な抵抗や両国の介護制度の違いがあるのではないか、という仮説を立て分析がなされました。

また「他人の行動に流されやすいか」を尋ねた調査では、日本の学生の方が他人の行動に流されやすいと答えた人数が多かったことや、「社会的弱者に優先席を譲るか」という意識調査では、韓国の方が譲る傾向が見られたことなども報告が行われました。利害関係のない人に対して、韓国の方が思いやりを持つ傾向があるのではないか、という実体験も含めた分析報告もありました。

西下ゼミでは、2024年1月27日(土)に第2回日韓大学生アンケート調査結果報告会を行う予定です。日程が近くなりましたら大学公式サイトで案内しますので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

学生記者 経営学部2年 福原英和