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他大生や高校生を招き「ビブリオバトル」と「ブックトーク 読書交流会」を開催しました

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12月6日(水)、本学・図書館にて、今年度で5回目の実施となる「図書館まつり」のイベントとして、「ビブリオバトル」「ブックトーク 読書交流会」が行われました。

「ビブリオバトル」とは、数名の発表者が5分ずつお薦め本を紹介し、観客は読みたいと思った本に投票し、多数決で「チャンプ本」を選ぶ本のプレゼンテーションバトルです。本学での実施は今年2回目であり、今回は発表者として、本学・学生2名のほか、東京学芸大学の学生2名が参加、また観客として新渡戸文化高校の生徒3名が参加する、これまでにない幅広い参加者を得たイベントとなりました。

4名の発表者による熱のこもったプレゼンテーションが行われ、投票の結果、東京学芸大学1年の佐々木亜衣さんが紹介した「オーデュボンの祈り」(伊坂幸太郎著、新潮文庫)がチャンプ本に選ばれ、米山図書館長から「チャンプ本の証」が贈られました。最後に、学生たちの熱いプレゼンテーションに対して、岡本学長から講評と激賞をいただき、ビブリオバトルは盛況のうちに終えることができました。

【今回、プレゼンテーションされた本】

・オーデュボンの祈り(伊坂幸太郎著、新潮文庫)

・新編 銀河鉄道の夜(宮沢賢治、新潮文庫)

・閉ざされた扉をこじ開ける 排除と貧困に抗うソーシャルアクション(稲葉剛、朝日新書)

・また、同じ夢を見ていた(住野よる、双葉文庫)

その後に行われた「ブックトーク 読書交流会」では、各々が本を持ち寄り、好きな本の好きな言葉について語り合いました。本学学生、東京学芸大学学生、新渡戸文化高校生徒だけでなく、米山図書館長や本学職員も参加し、それぞれがお気に入りの本の魅力や、忘れられない一節、好きな台詞など、本について語り合い、年齢や立場を超え、本を通じた交流を楽しむことができました。

また、本の話題だけでなく、話は生成AIにまで及び、「AIで絵まで生成できる時代に、美術の意味ってなんだろう?」など、参加者全員深く考えさせられる有意義な時間を過ごすことができました。

【読書交流会にて、話題になった本】

・新編 銀河鉄道の夜(宮沢賢治、新潮文庫)

・モダンタイムズ(伊坂幸太郎、講談社文庫)

・宙ごはん(町田そのこ、小学館)

・神様のカルテ(夏川草介、小学館文庫)

・秘密の花園(F・H・バーネット、新潮文庫)

・恋する寄生虫(三秋縋、メディアワークス文庫)

・星の王子さま(サン=テグジュペリ、ゴマブックス)

・13歳からのアート思考(末永幸歩、ダイヤモンド社)

・孤独のアンサンブル-コロナ禍に「音楽の力」を信じる(村松秀、中央公論新社)

・川のほとりに立つ者は(寺地はるな、双葉社)