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多様な考え方や異文化と出会う 第3回マルチカルチュラル・フェスティバルを開催

  • 人や国の不平等をなくそう
  • 平和と公正を全ての人に

東京経済大学国際交流委員会は2023年12月15日(金)~16日(土)の2日間、第3回マルチカルチュラル・フェスティバルを開催しました。 このイベントは学生主体で企画・運営しており、昨年度に引き続き「東アジア・アセアン諸国との多文化共生」をテーマに、多様な考え方や異文化との出会いから得られる学びを経験し、さまざまな軸で多様性を結びつける場となることを目指しました。

15日(金)の第一部はオンラインでの開催で、カンボジア、タイ、ベトナムの協定校と5ヵ月間に渡り行われた「オンライン多文化共修成果報告会」を実施しました。

16日(土)の第二部は大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール)にて対面で開催され、午前の部では、多種多様な文化的背景を持つパネリストが「食文化を軸とした多文化共生」をテーマに意見交換を行うフォーラムを行いました。

パネリストは、ヴィーガンになる選択をした吉川夕葉氏(株式会社ブイクック取締役/COO)、日本で生まれ育ったムスリムのラフマン ヌール 瑠美花氏(東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学コース修士課程1年)、ミャンマー出身のユンミミマゥン(本学経営1年)、関昭典全学共通教育センター教授の4名でした。宗教的理由や、ヴィーガンである理由から制限のある食生活についてスライドを用いて解説しました。また、給食の苦労についても話題に上がり、多文化の人々が共生するための理想的な給食とはどのようなものであるかを参加者に問いかけました。関教授は「食は、多文化共生において実はとても重要。例えば海外で歓迎のため用意された食事を「おいしい」と言うと、空気が和み交流を取りやすくなる」と話しました。

午後の部では、英語プレゼンテーションコンテストをはじめ、インド舞踊や民族音楽鑑賞などが行われました。 英語プレゼンテーションコンテストでは、ファイナリストの8名の学生が「台湾と日本のビジネスの違い」「食品添加物の危険性」「日本のキャッシュレス」など、各々こだわったデザインのスライドを投影しながら、テーマごとの現状や考えを、思いを込めてスピーチしました。

審査の結果、国際交流委員長賞(最優秀賞)に佐久間音羽さん(経営3年)「The Danger of Food Additives」、葵友会会長賞に赤羽翔吾さん(経済4年)「Excessive Debt」、父母の会会長賞に秋山瑞樹さん(経営3年)「Environmental Impact」、が入賞しました。

取材:学生広報スタッフ キャリアデザインプログラム1年 佐々木健仁、経営学部経営学科4年 有山詩織 

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