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2023年度社会保障・福祉系 合同ゼミディベート大会(第18回) 〜「ゼミする東経大」の恒例イベント開催~

知的スポーツとも言われチーム力が求められるディベートを通じた学生たちの貴重な成長機会として、東京経済大学では18年前から学部間の垣根を越え3~4ゼミでのディベート大会が行われています。

2023年12月23日(土)、経済学部尾崎寛直ゼミ、李蓮花ゼミ、現代法学部常森裕介ゼミは、合同でディベート大会を開催し75名の学生が参加しました。学部によって研究手法の違いはありますが、いずれも社会保障・福祉系をテーマに掲げています。

2023年度は多くのニュースや国会審議でも話題になった、精神病院での虐待問題や医師のワーク・ライフ・バランスの確保、「第3号被保険者」の存続問題、物価高騰にともなう給食費の問題など、いずれも社会政策的に重要かつ論争的な時宜を得たテーマで知的な勝負が行われました。

対戦内容は以下の通り

【第1対戦(従来型ディベート)】「国民年金の第3号被保険者制度を廃止することは是か非か」

【第2対戦(従来型ディベート)】「最低賃金を時給2000円以上に引き上げることは日本経済にとって是か非か」

【第3対戦(従来型ディベート)】「給食費を全国統一で無償化することは是か非か?」

【第4対戦(政策提案型ディベート)】「精神病院の長期入院をなくし患者の地域生活・就労への移行を実現するにはどうしたらよいか?」

【第5対戦(政策提案型ディベート)】「医師のワーク・ライフ・バランスを確保しながら医療体制を維持していくためにはどうしたらよいか?」

【第6対戦(政策提案型ディベート)】「働き盛り世代の長期ひきこもりの自立支援はどのようにしたらよいか?」

大会に向けて、学生たちは通常のゼミの時間に加えて、各自の空いた時間を調整して「サブゼミ」を自主的に繰り返すなど、各チームの仲間との試行錯誤や資料収集、討議を重ねてきました。当日の勝敗以上に、これらの経験こそが大切なことであり、社会で求められる社会人基礎力にしっかりと結実していくはずです。ディベート大会を経験した学生たちの今後の飛躍を期待しています。

  • DSCN7109_サイズ変更.jpgディベート大会終了後の記念撮影
  • DSCN7024_サイズ変更.jpg審査員の前で相手チームに論争を挑む
  • DSCN7034_サイズ変更.jpg検討に検討を重ねた自らの立論を披露する