2024年2月10日付の地域通貨の持続性についてのThe Japan Times記事に、東京経済大学経済学部の栗田健一准教授(研究分野:地域経済、経済学説、経済思想、進化経済学)のコメントが掲載されました。
栗田准教授は、日本各地のさまざまな地域通貨の中でも国分寺市で使われている地域通貨「ぶんじ」の特長に注目。「ぶんじ」は地域通貨のお金としての役割だけでなく、名刺大の通貨紙幣の裏面に使用者が自由にメッセージを書き込める仕様になっている点が、メッセージの循環を通じて地域への帰属意識や連帯感を高めることにつながるほか、資本主義とは異なる新しい経済的枠組みを生む可能性がある旨コメントしています。
教員紹介:栗田 健一