言語選択

Search

日本語 ENGLISH

nc_トピックス・nc_大学情報

東経の森の景観を維持するため、SDGs学生委員会の学生が第1弾活動を実施

  • 陸の豊かさも守ろう

東京経済大学国分寺キャンパスの南側に広がる「東経の森」は、住宅地の中でかつての武蔵野の雑木林の面影を残す貴重なオアシスとなっています。それは、人々の営みとともに管理されてきた二次林であり、人の手が入らなければ、外来種や笹などの繁茂により在来の樹木が衰えていきかねません。 本学では、こうした雑木林の景観を維持するための管理作業を、2012年から教職員有志と学生、地域住民が協働して行ってきました(「森と水プロジェクト」)。コロナ禍でしばらく中断していましたが、このたび再開に向けて動き出しました。


今回は、活動の第一弾として7月13日(土)、梅雨の晴れ間の陽ざしの中、本学のSDGs学生委員会の学生による新次郎池周辺エリアの下草刈りと間伐作業を企画しました。本整備のパートナー業者である東光園緑化株式会社の技術者の指導を受けながら、学生らは初めての作業に慣れない手つきで鎌や鋸を握り、生い茂る笹や外来の常緑樹、間伐木の処理に汗を流しました。

約2時間の作業により、一帯は林床に明るい陽ざしが届くようになりました。参加した学生らは、森をきれいに整えた自らの成果に満足の笑顔を浮かべていました。参加した女子学生(現代法3年)からは、「私はこれまで、きれいに整備された環境を享受することしかなかったけれど、今回初めてそれを裏側で支える活動について知ることができて、本当によかったです。」との感想も寄せられました。

今後、参加者を増やしながら定期的な管理作業を再開させていく予定です。

  • 0717_1.jpg
    活動中のSDGs学生委員会の学生
  • 0717_2.jpg
  • 0717_3.jpg
  • 0717_4.jpg