2024年10月19日(土)に第1回全国法学部経済法研究フォーラムが成蹊大学にて開催されました。フォーラムでは全国から広く、学部生による独占禁止法や景品表示法など、経済法に関する論点を取扱うポスター発表を募集し、これとあわせて、第一線で経済法に関わる弁護士、企業法務関係者、公取委職員、研究者といった講師の方々を招きセミナーが実施されました。
東京経済大学からは、現代法学部中里浩教授のゼミナールから、4チームが審査を通過し参加しました。普段からゼミを通じて学習している問題を身近なテーマとして設定し、「コンビニ経営に関わる問題と独占禁止法」、「書店と独占禁止法」、「Amazon プライムデーにおける二重表示価格調査」、「有利誤認・優良誤認を招くネット広告の実態調査」について発表を行いました。単に文献調査に基づくだけでなく、書店や業界団体関係者へのインタビュー、消費者やアルバイト店員に対するアンケート調査、実際のWeb広告のチェックを行うなど、すべての発表でフィールドワークを取り入れたことが他の大学にない、大きな特徴となりました。また会場では、4チームそれぞれの学生が他大学の学生と活発な意見交換や講師の方々から質問を受けて、今後の学習への意欲を高めていました
なお今回発表されたポスターは、第1回全国法学部経済法研究フォーラム、ポスター発表サイトにて閲覧できます。
関連リンク:全国法学部経済法研究フォーラムのイベント概要
学生広報スタッフ 現代法学部4年 赤羽浩和