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地域の皆様に知の還元を 2024年度第42回市民大学講座が始まる

  • 質の高い教育をみんなに

国分寺市教育委員会と東京経済大学が共催する、第42回市民大学講座が2024年9月28日(土)にスタートしました。今年度は、「現代社会を考える2024~地域と国際社会の変容」をテーマに、9月から12月にかけて全8回を対面形式で開催します。
9月28日(土)は午後1時半から国分寺キャンパス2号館B301教室で開講式が行われ、国分寺市より井澤邦夫市長、古屋真宏教育委員会教育長が、本学より加藤一彦生涯学習推進委員会委員長が登壇し、代表して井澤市長にご挨拶いただきました。井澤市長は、国分寺市が今年11月に市制施行60周年を迎えること、第6回には国分寺市教育委員会 市史編さん室長が国分寺に由来する内容で講義を行うことなどに触れ、「さまざまなテーマで開催される本講座を通して、学びを深めてほしい」と受講生へ向けメッセージを送りました。
開講式後に行われた第1回の講座は、一橋大学法学研究科の只野雅人教授が「統治機構の設計と憲法ー政治改革とその後の三十年」というタイトルで、日本の政治改革や政権選択、政治システムについて解説しました。配付されたレジュメにメモを取りながら、意欲的に聴講する受講生の様子が見られました。質疑応答では、「野党は憲法を守るだけでなく、時代に合わせ提案するべきだと思うが、先生はどうお考えになられるか」「前日に自民党総裁選の投開票が行われた。国民が直接総裁を選ぶことはできないが、これから国民はどう行動するべきか」など、さまざまな質問や感想、意見が出されました。
次回10月5日(金)は、本学全学共通教育センターの吉見崇准教授が「蔣介石と日中戦争―現代中国を考えるひとつの手がかり」というテーマで講座を実施する予定です。
学生広報スタッフ 現代法学部1年 田邊諒羽