2024年10月17(木)~10月28日(月)にかけて、2024年度夏季休暇期間に海外研修を行ったゼミ生が研修報告会を実施しました。今夏は大榎淳ゼミ(イタリア)、田村和人ゼミ(韓国)、羅歓鎮ゼミ(マレーシア)、関昭典ゼミ(ネパール)、中村忠司ゼミ(シンガポール)、高井良健一ゼミ(韓国)、田島博和ゼミ(アラブ首長国連邦)、関口和代ゼミ(モンゴル)、カレイラ松崎順子ゼミ(イギリス)の9ゼミが海外研修を実施し、各国での研修内容を発表しました。
2024年10月24日(木)は高井良ゼミ生、中村ゼミ生による報告が行われました。高井良ゼミは韓国の教育をテーマに、実際に訪問した学校の教育方針や、1900年代の日本の植民地時代から高度経済成長を経て現在の教育体制になるまでの過程、教育体制の課題、教育改革の必要性などを発表しました。研修を通して一番印象に残ったことについての質問には、「現地の大学生と英語、日本語、韓国語で交流した時に、第二言語の教育が盛んである韓国の学生に比べ、英語力の不足を実感したこと」と答えました。
中村ゼミは、シンガポールの街を見回って発見したことや、食文化、服飾文化、染色文化などについて発表しました。シンガポールのオーバーツーリズム問題の解決方法に関する質問に対して、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは人気の観光スポットだが道が整備されておらず、あらゆる方向から人が歩いていて危険だった」と、実際に訪れた場所を思い出しながら回答する場面も見られました。
東京経済大学の海外ゼミ研修は、ゼミ主催で行います。興味のある学生は、海外研修を実施しているゼミへの所属をお勧めします。
学生広報スタッフ 経営学部1年 飯田裕磨