国分寺キャンパスで行われる葵祭(大学祭)では、30年以上の交流を続けている北海道美瑛町にて農業に従事する方と葵祭実行委員会が、現地直送の野菜や果物、米などの特産品を販売しています。今年からここに新発田市(新潟県)が加わりました。
交流先の関係者が大学にお越しになる機会を活用して、交流企画で現地に赴いた学生たちが現地での研究成果や気づいた課題とその解決策などを発表し、意見交換を行う場として、昨年から懇談会を開催しています。今年は美瑛町に5団体、新発田市に4団体のゼミや学生団体が参加しました。
葵祭期間中の11月2日(土)に開かれた懇談会には、学生、引率教員合わせて32名が参加し、学生の発表後には、美瑛町関係者、新発田市職員の方たちと記念撮影をするグループや意見交換をして親睦を深める学生の姿が見られるなど、和やかな雰囲気の会となりました。
交流企画で学生を受け入れ、懇談会にも参加した方の一人が「今回の報告では、私たちも知らない課題や気づきがありました。行政とも資料を共有していただき、課題解決にぜひ力を貸してほしい」と語るなど、今後、さらなる交流の深化が期待される懇談会となりました。