東京経済大学陸上競技部は、「Play everything〜すべてをアソビに もっと自由に〜」をコンセプトに玩具の企画・開発・製造、OEM制作を行うジリリタ株式会社 (本社:東京都北区 代表取締役:高島勇夫氏)とパートナーシップ契約を締結しました。また、ジリリタ株式会社が開発・提供する「スラックレール®」と「ユビスラ®」をはじめとする体幹覚醒®シリーズのスポーツトイを2025年8月5日(火)、寄贈されました。これはジリリタ株式会社が行っている学生アスリートの育成支援の一環として実現したものです。
この日は、武蔵村山キャンパスで同社社長の高島勇夫氏からトレーニング器具を使ったレクチャーが行われ、体育館に集まった陸上競技部員たちは、高島社長より股関節や足首の可動域を広げながら体幹を鍛えるトレーニング法について実技を交えて指導を受けていました。
ジリリタ株式会社が開発した「スラックレール®」と「ユビスラ®」は、その素材に柔らかいNBR(発泡ゴム)が使用されており、足場などを不安定な状態にしてトレーニングを行うことで、体感やインナーマッスルが鍛えられ、正しい姿勢の獲得を通じて、競技力の向上が見込めるということです。
トレーニングを終えた陸上競技部主将の福世翔哉さん(経済4年)は「普段の生活では意識しにくい体幹のトレーニングを取り入れて、最後まで失速せず走りきれる力を養いたい」と意気込みを語っていました。
今年4月に指導体制が変わり、選手にとって横一線のスタートなった駅伝ブロックでは、各選手が高度経済成長期のような勢いで立ち止まることなく前進し続けようと『上がり続けろ 高度東京経済曲線』というスローガンを掲げ、練習に取り組んでいます。
吉村匠駅伝ブロック監督は「7月からは練習の量・質ともに強化しており、部員の士気も高まっています。今回寄贈していただいたスラックレールを練習に組み込み、競技力の向上とともに、学生の成長につなげていきたい」と語り、10月に控える東京箱根間往復大学駅伝競走予選会に向けて「19位以内」を目標に掲げていました。