2024年12月19日付のNHK首都圏NEWS WEBで、東京経済大学経済学部の尾崎寛直教授(研究分野:社会学、社会福祉学、環境政策、環境配慮型社会など)のコメントが掲載されました。
東京や神奈川の住民などが車の排気ガスによる大気汚染で喘息などを発症したにもかかわらず、救済措置が十分でなかったとして、国と自動車メーカーに賠償を求める申し立てを行った国の公害等調整委員会で、双方が主張する諮問が12月19日に終了。尾崎教授は、1970年代から自動車の排気ガスによる大気汚染が深刻になってきたことに触れて、排気ガスによる被害には国レベルの救済制度が空白状態であることを指摘しています。責任裁定については、「都市部で自動車に由来する大気汚染が深刻になったことを改めて考えるとともに、自動車と都市のあり方についても考える契機にするべきである」とコメントしています。
教員紹介:尾崎 寛直(オザキ ヒロナオ)
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