2025年1月15日(水)、本年度3月に定年退職を迎える本橋哲也コミュニケーション学部教授の最終講義が東京経済大学大倉喜八郎進一層館ホールにて行われました。「シェイクスピアと現代思想――テクノロジーとエコロジーのはざまで 『ギルガメシュ叙事詩』、鈴木忠志演劇、そして『夏の夜の夢』を考える」と題打たれた本講義は、演劇という営みをテクノロジーとエコロジーとの緊張関係のもとに想像されているものと捉え、シェイクスピアの『夏の夜の夢』を新たな観点で読み解くことで演劇が解釈されました。質疑応答では、各質問者がそれぞれの分野の視点から演劇を解釈し、本橋教授がそれへの見解を述べるという、刺激的な時間となりました。履修者をはじめ、ゼミ生、卒業生、関係者らが聴講し、講義終了後には佐々木コミュニケーション学部長から花束が贈呈されました。
「シェイクスピアと現代思想――テクノロジーとエコロジーのはざまで 『ギルガメシュ叙事詩』、鈴木忠志演劇、そして『夏の夜の夢』を考える」をタイトルに報告が行われました
講義中の本橋哲也教授
花束贈呈