2025年1月28日付の朝日新聞デジタル版と2月2日の朝日新聞朝刊で、東京経済大学現代法学部の中里浩教授(研究分野:経済法など)のコメントが掲載されました。
ウーバーイーツの配達員の間で「鯨」と呼ばれる1件数千円の高額報酬を伴う配達依頼がなされている一方で、大幅な配達遅延や注文キャンセルと報酬の算出方法変更との関係について指摘する記事。中里教授は、ウーバーイーツの報酬決定方法について「アルゴリズムの不透明さが配達員の疑心を招いている。『ブラックボックス』と言われても仕方がない」と指摘したうえで、「結果として料理が届かないなど、消費者の不利益につながっている。配達員が算定根拠を理解できるよう、説明を尽くすべきだ」とウーバーイーツのユーザーである消費者に与える悪影響を強調しています。