言語選択

Search

日本語 ENGLISH

nc_メディア掲載・nc_お知らせ

【6/2NHK・首都圏ネットワーク】排ガス問題に関する責任裁定に経済学部尾崎寛直教授がコメント

2025年62日夕方に放送されたNHK首都圏ネットワークで、本学経済学部で社会福祉学や環境政策などを専門とする尾崎寛直(おざき ひろなお)教授が自動車の排気ガスなどによる大気汚染で、喘息などを発症したにもかかわらず、救済措置が十分でなかったとして、全国の患者らが、国と自動車メーカーを相手に賠償を求めた申し立てを、公害等調整委員会はいずれも賠償は認めないとする「裁定」を出したことについて、コメントをしました。

尾崎教授は、大気汚染の原因の主体が工場から自動車による大気汚染に移っており、被害者の補償が必要だという判決もでていた中で、これまでの裁判の流れを止めてしまうような裁定であると指摘したうえで「排ガスによる被害は国レベルの救済制度が空白状態になっている」と指摘。国が救済に向けた制度作りを率先して行い、そこに自動車メーカーの参加してもらうような仕組みを作るべきだとコメントしていました。


教員紹介:尾崎 寛直(オザキ ヒロナオ)(研究分野:社会学、社会福祉学、環境政策、環境配慮型社会など)

NHKのNEWS WEBの記事はこちらから閲覧できます。
※遷移先URLは2025年6月3日時点のものです。公開終了の場合はご了承ください。