大倉喜八郎記念東京経済大学学術芸術振興会は2025年6月14日(土)、国分寺キャンパス進一層館(フォワードホール)で、芸術公演「種谷典子 ソプラノリサイタル」を開催しました。
今回はソプラノ歌手の種谷典子氏とピアニストの斎藤亜都沙氏のデュオ形式によるリサイタルで、公演の第1部では「私を形作るもの」をテーマに演奏が行われ、曲の合間には当たり前なことの大切さや平和について、種谷氏の想いが語られました。第2部ではオペラを歌い上げ、力強い歌声とやわらかなピアノで観客を魅了しました。
アンコールでは、種谷氏が本学とのつながりについて「母校の国立音楽大学と本学は大学間連携(多摩アカデミックコンソーシアム)での共通点があり、縁のある東京経済大学で歌うことができ光栄です」と述べ「この日を忘れることなく歌いたい」と「竹とんぼ」を熱唱しました。
終了後、会場は盛大な拍手で包まれ、リサイタルは大盛況のうちに幕を閉じました。
多摩アカデミックコンソーシアム(TAC)は多摩地区にある6大学(国立音楽大学、国際基督教大学、津田塾大学、東京外国語大学、武蔵野美術大学、東京経済大学)が加盟する大学協力機構で、図書館の相互利用、単位互換制度、学生、教職員の交流を行っています。
次回の大倉学芸振興会は10月25日(土)に開催予定です。
学生広報スタッフ 現代法学部2年 田邊諒羽