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【7/9東京新聞】「こちら特報部」死刑制度と重なる秘密主義 田鎖現代法学部教授のコメントが掲載

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刑事法学について研究する田鎖 麻衣子 東京経済大学現代法学部教授の「マル特無期」に関するコメントが、202579日(水)付の東京新聞に掲載されました。

記事によりますと、「マル特無期」とは、無期懲役刑が確定した事件のうち「特に犯情等が悪質な者」を「マル特無期」として選定し、仮釈放の際に検察側が厳しい意見で臨む運用が行われているもので、「事実上の終身刑を招く」との懸念の声も上がっている制度ということです。

田鎖教授は「死刑制度もマル特無期も、国は情報を出さないことで問題の指摘や議論を封じ、維持につなげたいのだろう。だが、民主社会において、行政のあり方を秘匿する正当性は一体どこにあるのか」とコメントしていることや現行の仮釈放制度について「受刑者自身には仮釈放の審理を求める権利も証拠の提出権もなく、仮釈放を許可しない理由も明らかにされない。手続き過程がブラックボックス化し、恣意的な運用を許す制度のあり方そのものを変える必要がある」と、指摘していることが紹介されています。


教員紹介:田鎖 麻衣子

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