東京経済大学学習センターは2025年7月11日(金)昼休み、6号館2階学習センター講座スペースで、ランチタイム講座「TOEIC® Part5 集中対策!」を開催しました。
佐々木妙子英語学習アドバイザーが講師を務めた今回の講座は、TOEIC®の試験における時間配分や効果的な学習方法といった学生らの悩みに応える形で開催され、学生らは文法問題を中心に実際に問題を解きながら、スコアアップのためのテクニックを学びました。
講座の冒頭、佐々木アドバイザーはTOEIC®のリーディングセッション(Part5~7)における理想的な時間配分として、Part5とPart6を合わせて20分、Part7に55分を割り当てることやPart5に時間をかけすぎないことが高得点獲得のポイントであると解説しました。
その後はPart5に焦点を当てて、目標スコア別に目指すべき正答数(例:600点で20問、800点で25問)を具体的に示したほか、問題構成(語彙12問、文法18問)や選択肢を先に見て問題のタイプを判断するといった解法のコツも紹介し、学生らは「自分の課題がより明確に見えてきた」「問題に取り組む際の視点が大きく変わった」といった声を上げていました。
その後、時間を計りながら実際に問題を解いたり、音読練習を通してその効果を体感したりと実践的な内容が盛りこまれ、学生らは本番の試験をイメージしながら学びを深めました。
佐々木アドバイザーは、練習の段階からスピード感を意識することの重要性や、コロケーション(単語の組み合わせ)、単語帳の使い方など、学習の工夫や教材選びについてアドバイスをして、講座を締めました。
講座終了後、参加していた学生の一人は「講義を通して、問題を『ただ解く』のではなく『どう解くか』という考え方の解像度が上がった」と語り、TOEIC®対策に不安を感じている学生にとって大きなヒントになる講座となりました。
学生広報スタッフ コミュニケーション学部1年 二瓶真理愛