東京経済大学や東京農工大学の学生らが、国分寺市や府中市の魅力や推しの観光スポット、店舗などをショート動画で紹介する「マチアソビvlog風動画プロジェクト」が、国分寺市の観光プロモーションサイトで展開されています。
今年5月にスタートしたこのプロジェクトは、国分寺・府中観光振興連絡協議会が行っているもので、両市にキャンパスがある東京経済大学と東京農工大学の学生が中心メンバーとなって活動をしており、現在の活動は、動画共有サイトのYouTubeやSNSのInstagramに、自身が撮影した動画を1分程度に編集して公開しているということです。
初回のキックオフミーティングでは、両校の学生が集まって、撮影テーマを決めました。
動画制作に取り組む東京経済大学の学生団体「こくスマ!」のメンバー小谷野理桜さん(経営2年)は、地域の活性化に関心を持っていたところに、ゼミの指導者である鈴木恒雄特命講師から今回のプロジェクトに打診があり、参加を決めたと言います。
小谷野さんは、動画撮影や編集、撮影する店舗との調整など、これまでなじみのなかった作業を任されることになっただけでなく、飲食店での撮影の際には、ほかの客が映らないようにしたり、撮り直しができなかったりと「当初は不安しかなかった」と話します。しかし、場数を踏んでいくうちに、よりよく見える撮影のコツや効果的な動画編集のポイントなどをつかめるようになり、今では「自分がおススメしたいと思っているスポットをより多くの方に知ってもらいたい」と、創作意欲を燃やします。小谷野さんによると、今後、12月までに15本の動画を制作する予定にしているということです。
「こくスマ!」は「国分寺の人が住んで良かったと思える街にしたい」という想いのもと、現在は200名近い学生が所属して活動をしています。同団体が活動の一環として行っている「ぶんじコンシェルジュ」は、こくぶんじ観光まちづくり協会のレクチャーを受けて認定された学生のチームで、まちのコンシェルジュとして国分寺市案内所に駐在して地元を案内しているほか、国分寺市、観光まちづくり協会、音楽フェス団体などと連携し、さまざまなイベントの企画、運営に携わっています。
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国分寺市×府中市×学生 マチアソビvlog風動画プロジェクト 始動! | 国分寺市観光シティプロモーションサイト