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海外協定校で多文化共修研修 ~全学共通教育センターの特別授業がベトナムで開講 研修最終日には国際学生サミットも

2025年8月1日から同14日まで、東京経済大学全学共通教育センターの特別授業「ベトナムでの英語による多文化共修研修」が、ベトナム・ホーチミン市で開講されました。本学の海外協定校であるホーチミン市経済大学の協力を得て実施されたものです。

本学は2021年度から2025年度にかけ、アセアン諸国との連携を強化し、多様な文化的背景を持つ学生と協働して学ぶ国際共修授業を通じて、英語運用能力と多文化共生力の育成を目標に掲げています。その一環として、2023年度より同大学と二週間の国際交流プログラムを行い、内容を改善してきました。今年度は初めて正課授業としてベトナムで実施されました。

ホーチミン市経済大学は国際的な大学ランキングでベトナム国内第1位を獲得した名門大学です。履修学生たちは約二週間現地に滞在し、同大学の学生と英語を交流言語にチームビルディングや文化交流、SDGsに関わる活動に取り組みました。
最終日には国際学生サミットを開催し、世界の諸課題に対し、SDGsゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう」の理念の下、国際的な協力のあり方を議論し、自らの貢献の方向性を発表しました。

履修学生の宮岡里彩さん(経営1年)は「高校時代までは受け身の姿勢で学んでいたことや、自分の視野がかなり狭かったことに、このプログラムで活動する中で気付きました。世界が大きいこと、そして世界中の仲間と力を合わせながら、自ら行動することの大切さを実感し、大学生活も自分で切り開こうと思えるようになりました」と語りました。さらに「異なる文化を理解し、友情を育むことで国際交流の魅力を肌で感じました。とりわけベトナムの学生と共に学び、互いに刺激を受けながら成長できたことは、何にも代えがたい宝物です」と述べ、「今後も留学生との交流や国際イベントに積極的に参加し、多様な価値観や考え方に触れながら、さらに深い関係を築きたい」と今後の意気込みを語りました。