交通工学や数理情報学を専門とする東京経済大学経営学部三和雅史准教授と、JR東日本グループの㈱日本線路技術が、「RAMos+(ラモスプラス)」の機能拡張に向けて共同研究を進めていることが、2025年10月14日(火)付の交通新聞に掲載されました。
記事によりますと、「RAMos+」は、複数の鉄道会社が共通で使用できる保線管理システムで、線路設備のモニタリング装置から取得したデータを有効活用し、線路の効果的なメンテナンス手法の推進を図るものということです。
今回の共同研究では、各種データを組み合わせて統計的な分析を行うことで、線路のゆがみについて、どのような保守を行うとどの程度状態がよくなり、どの程度の期間維持できるかを定量的に提示できるシステムの構築をめざしており、これにより、線路保守計画の最適化への貢献につなげると紹介されています。
教員紹介:三和 雅史