言語選択

Search

日本語 ENGLISH

nc_お知らせ・nc_トピックス・nc_メディア掲載

【快挙・大学初!】コミュニケーション学部 松永智子准教授の著書『米原昶の革命』が権威あるサントリー学芸賞を受賞

  • 質の高い教育をみんなに

東京経済大学コミュニケーション学部でコミュニケーション史や教育社会学を研究する松永智子准教授の著書『米原昶(よねはらいたる)の革命』が、20251110日(月)に発表された第47回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞しました。東京経済大学所属の教員としては初の受賞です。

サントリー学芸賞は、広く社会と文化を考える独創的で優れた研究・評論活動を、著作を通じて行った個人に「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」の4部門で、毎年贈られている賞です。1979年の創設以来、第46回(2024年度)までの受賞者は387名を数え、これらの受賞者の業績は、主題への斬新なアプローチ、従来の学問の境界領域での研究、フロンティアの開拓などの点で高く評価されているということです。

サントリーホールディングス株式会社公式サイトに掲載された「第47回 サントリー学芸賞 選評」によりますと「著者は、一人の政治家の人生と紙媒体の果たしてきた役割を通じて戦前から戦後にかけての社会の激動を瑞々しい映像のように活写しており、社会・風俗部門の受賞にふさわしい。米原万里にも匹敵する見事な表現力をもつ著者の受賞が、新たな出会いを広げていくことを心から期待したい」と、玄田有史東京大学教授が評価していることが紹介されています。

本受賞は、発表翌日の1111日(火)付の朝日新聞、日本経済新聞、毎日新聞、産経新聞の各紙で取り上げられています。また、本書は発行直後の今年5月から6月にかけて、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の各紙で識者の書評が掲載されるなど、学術界とメディア双方から注目を集めていました。

松永准教授には正賞の楯のほか副賞が贈呈されます。贈呈式は128日(月)に東京都内で行われる予定ということです。


教員紹介:松永 智子(マツナガ トモコ)