


10月に行われた「キャリアデザイン入門」ゲスト講義の様子
1年間の世相を反映した言葉を選ぶ「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞(『現代用語の基礎知識』選)」の候補となる30のノミネート語が2025年11月5日(水)、発表され、このうち、東京経済大学コミュニケーション学部と連携する株式会社おてつたび(代表取締役CEO:永岡里菜、本社:東京都渋谷区)が展開している「おてつたび」が候補の一つとなっています。
おてつたびとは、「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた造語で、人手不足に悩む地域の農家や旅館およびホテル等と旅行者をつなぐ人材マッチングサービスで、お手伝いという新しい旅の目的を作ることによって、著名な観光名所ではない地域にも人が訪れ、地域の人手不足の解消だけではなく、地域活性化や地域のファン(関係人口)の創出をめざしています。
株式会社おてつたびと東京経済大学コミュニケーション学部は2025年に連携をスタート。具体的なものとして、1年次キャリア科目「キャリアデザイン入門」、国際コミュニケーション学科専門科目「多文化社会で働く」で、ゲスト講義などを行っています。
コミュニケーション学部は2022年度から「国際コミュニケーション学科」と「メディア社会学科」の2学科体制となり、国際コミュニケーション学科では文化と英語と観光、メディア社会学科ではメディアと広報などをそれぞれ軸とした教育を展開。大きな特徴である少人数教育でのゼミやワークショップ、海外短期研修などを通じて、対人関係力、異文化理解力、情報発信力といった“変化の時代を生き抜く力”を実践的に身につけることをめざしています。
今回の連携では、コミュニケーション学部の学生に「おてつたび」のしくみを訴求し、働くことを通じて全国各地の地域へ主体的に入り込む機会を提供することで、“学生自身の多様な価値観への理解の深化”と“地域の価値創造および魅力の再発見”を共に図っていくことをねらいにしています。