
東京経済大学経営学部でロジスティクスや交通経済学を研究する宮武宏輔准教授のコメントが、2025年11月15日(土)付の毎日新聞に掲載されました。
「置き配でロック解除 安全?」の記事によりますと、ネット通販の普及による宅配便増加と配達員の時間外労働規制を背景に、再配達削減の切り札として、配達員によるマンションのオートロック解除システムの導入が進んでいる一方で、SNS上では消費者から防犯面への懸念の声が上がるなど、社会的な議論となっているということです。
物流に詳しい宮武准教授はコメントで、悪用されない仕組みを整備することが不可欠であると強調した上で、「行政や事業者は住民の不安払拭も進めるべきだ」と指摘しています。また、日本のきめ細かい再配達サービスの維持は人手不足の面から限界が来ているとの見解を示し、「今後は再配達のサービス料やコンビニなどでの置き配ロッカーの普及も不可欠になるのではないか」と述べていることなどが紹介されています。
教員紹介:宮武 宏輔(ミヤタケ コウスケ)
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