
東京経済大学経営学部でロジスティクスや交通経済学を研究し、物流業界に詳しい宮武宏輔准教授のコメントが、2025年11月8日(水)の河北新報に掲載されました。
記事によりますと、2030年に各地方で約40%の輸送力不足が生じるとの民間試算が紹介され、置き配の活用で配達員の労働時間の削減につながる効果が期待されるものの、置き配の標準サービス化に対しては盗難や紛失などの利用者不安が挙げられているとの調査結果があるということです。
宮武准教授は、「オートロックの解除やトラブル時の対応などのルールの検討や、盗難防止などのセキュリティ対策も求められる」と強調。利用者に対しても「現在のサービス環境を維持していくため、対面に限らない受け取り方もあるという意識をして商品を注文することが望ましい」と呼びかけていることが紹介されています。
教員紹介:宮武 宏輔(ミヤタケ コウスケ)