

東京経済大学学習センターは2025年11月5日(水)、6号館2階学習センター講座スペースでランチタイム講座「リアルな広告のお仕事Part2」を開催しました。
講師には、今年6月に行われたPart1に引き続き、大手広告代理店出身の田村寿浩特命講師(キャリアデザインプログラム担当)が登壇。前回は仕事内容や広告を行う意義について解説が行われたことを受け、今回は広告が完成するまでの具体的な工程が講義されました。
冒頭、田村講師が「印象に残っている広告は何か」と、質問を投げかけると、出席した学生らは、女優が起用されている柔軟剤の広告やコンビニエンスストアのキャンペーンなどを挙げていました。
続いて、田村講師は家庭用ビールサーバーを具体例として取り上げ、営業スタッフとの調整会議やターゲットの決め方などを詳しく解説するとともに、自身の経験に基づき、社内調整の難しさや予算管理の重要性など、リアルな仕事の側面を伝えました。
また、実際の広告を題材に、広告会社の意図やその背景にある戦略などについても解説しました。
田村講師は「仕事は一人ではできない。チームワークを普段の生活から意識して身につけておいてほしい」と、エールを送り、講座を締めました。
学生広報スタッフ 経営学部4年 福原英和