東京経済大学キャリアセンターは2025年12月9日(火)、6号館7階大会議室で「公務員合格者報告会・各プログラム相談会」を開催しました。このイベントは、公務員試験が多様化する中で、公務員を志望する学生への就職活動支援を目的に行われました。
報告会では、東京都庁や国分寺市、国家公務員、警視庁など、内定先ごとのブースのほか、1年生を対象とした公務員支援講座のブースが設けられ、各ブースで合格者が筆記試験対策や面接の経験を語りました。
公正取引委員会ブースでは現代法学部4年の学生が、筆記試験対策を3月ごろから開始したことや勉強スケジュール、科目ごとの勉強方法やそのコツについて、スライドを活用しながら解説しました。学生は「論文対策は添削に時間がかかるので、早めに行った方がよい。基礎知識を身につけておくことも大切」と、具体的なアドバイスを行いました。
警視庁ブースでは「警視庁の面接は厳しい雰囲気があった。面接では回答しにくいことを聞かれることもあるが、すべて正直に話したほうがよい」など、経験者ならではのエピソードを語っていました。
国分寺市役所ブースでは採用の流れや、合格に向けて行った対策が話された後、参加者に「各市区町村の募集締め切りをしっかり確認してスケジュールを組むことが大切。情報収集能力と計画性が求められる」と、アドバイスしていました。
これから試験をめざす学生たちは、先輩たちが使用していた問題集や面接対策で行ったこと、志望理由の組み立て方など、具体的な質問をしていました。警視庁ブースに参加していた経済学部3年の学生は「警視庁をめざすうえでの不安が、先輩たちのアドバイスのおかげで解消できた。これからも目標に向けて勉強をがんばりたい」と話しました。また、国分寺市役所のブースに参加していた経済学部2年の学生は「試験のイメージができて、モチベーションの向上につながった」と、話していました。
学生広報スタッフ 経営学部4年 福原英和