
東京経済大学経営学部でリスクマネジメント論や保険論を研究する石田成則教授のインタビュー記事が、2025年12月15日(月)、金融・経済情報専門サイト「LC Asset Design」に掲載されました。
「新時代の社会保障、これからの年金・医療制度。社会保障の未来と企業福祉の役割」をテーマに、石田教授は人生100年時代といわれる現代社会で、私たちが直面する社会保障制度の課題や、国や企業が果たすべき新たな役割について多角的な視点から解説しています。
記事によりますと、石田教授は日本の福利厚生が国の社会保障を補完してきた歴史的背景に触れ、社会保険と労働が密接に関わっている現状を指摘しています。そのうえで、近年のリモートワークの普及やAIによる業務効率化といった環境変化が、企業福祉のあり方にどのような影響を与えるかについて見解を述べています。
また、認知症や長期的な医療・介護への備えについては、公的制度の限界を見据え、自助努力としての保険の重要性を強調。さらに、災害などの緊急時における国や地方自治体と企業が準備しておくべき協力体制について触れ、特に「社会的弱者に関する情報共有」が重要であると、話していることなどが紹介されています。
教員紹介:石田成則
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