サイト内検索

Search

言語選択

Search

日本語 ENGLISH

nc_お知らせ・nc_トピックス

【国際交流】コトパティオ10周年記念イベントを開催 ~学生の挑戦を支えてきた「出会いの場」のこれまでとこれから

東京経済大学国際交流課は2025年12月17日(水)、6号館7階大会議室でグローバルラウンジ「コトパティオ」の開設10周年を記念したイベントを開催しました。

「コトパティオ」は、英語をはじめとした様々な外国語で交流し、異文化を学ぶための参加体験型学習スペースで、低めのハードルから挑戦できるグローバルな環境を実現してきました。このイベントは、これまでコトパティオを支えてきた多くの学生や関係者が集い、その歩みを振り返るとともに、今後の可能性について考える機会となりました。

イベントの前半には、コトパティオのマーカス・ジョージコーディネーターによる講演が行われました。マーカスコーディネーターはこれまでの職歴や他大学のグローバルカフェ・グローバルラウンジの事例を紹介しながら「予約不要・レポート不要で、ゲームやイベント、音楽を楽しめる場所は、東経大のコトパティオならでは」と話し、コトパティオに対する思いを語りました。このほか、英語の授業での見学や英語練習テーブル、毎日開催されている初心者アワーに加え、英語以外の言語でも留学生と交流できる「Language Exchange Place」など、10年間で積み重ねられてきた学びや発展の歴史が紹介されました。これらの活動の中には、本学への留学生のアイデアから生まれたものもあり、日本にいながら英語や異文化に触れたい学生にとって魅力的な場となっているということです。また、食事をしながら交流できる点も、食文化を通した国際交流の場としてコトパティオの大きな特徴であるとマーカスコーディネーターは話していました。

イベントの後半には、ハワイの修士課程を修了した本学卒業生がオンラインで登壇しました。留学までの経緯や努力、現地でTA(ティーチング・アシスタント)として活動した経験について語り「英語学習やコトパティオでの経験が、自分の可能性を広げてくれた」と述べました。
続いて、参加者同士でゲームを楽しむ時間が設けられ、当日限定の特典も用意されるなど、和やかな雰囲気で会は進行しました。

イベント終盤には、日頃コトパティオを利用している学生らが制作したネームタグが、マーカスコーディネーターと、同じくコトパティオスタッフのマシュー・プール講師にプレゼントされました。さらに、歴代の利用者や現役学生からの感謝のメッセージが詰まったお祝い動画が上映され、会場は温かな拍手に包まれました。

イベントの締めとして、国際交流委員長の関昭典全学共通教育センター教授が「コトパティオは、多くの学生が気軽に立ち会える“出会いの場”である」とあいさつし、今後も学生主体で国際交流や多文化共修、コトパティオの活動が広がっていくことへの期待を語りました。

学生広報スタッフ コミュニケーション学部1年 二瓶真理愛