

京都府は「学生の街」として約18万人の学生を擁する一方、府内で就職する学生は約16%にとどまる現状があるということです。京都は、観光業だけでなく、世界を舞台に幅広く活動する企業や独自の価格決定権や高い技術力を持つ“ニッチトップ企業”、それに最近では起業家が集うスタートアップの拠点となるなど、多様な企業が集まる地域でもあります。式に続いて行われた懇談会では、学生が持つ京都や大阪といった関西圏の印象やキャリア観、首都圏以外の企業が直面する発信力の課題について意見交換が行われました。
本学学生の7割以上が首都圏出身である中、小川学長は、高い技術や歴史を持ちながら知名度に課題を抱える優良企業と出会うことで、学生に首都圏にとどまらない「外の世界」や広い視野を持ってほしいとの期待を示しました。
京都府の河島理事は、転職や起業が一般的となり「はじめに就職した企業でいかに自分の付加価値を高められるか」を重視する学生に「京都の多彩な企業環境を選択肢の一つにしてほしい」と語るとともに、オンラインでの個別面談対応や、京都府北部にある企業がSNSを積極的に活用した情報発信でその魅力にひかれ、実際に就職を決めた学生のエピソードなど、学生のニーズに応じた柔軟できめ細かい情報提供を行っていることなどを紹介しました。