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【経営学部】広告を見る順序を選べると広告効果は向上する?〜森岡耕作准教授らの共同研究『Journal of Interactive Advertising』誌に掲載

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東京経済大学経営学部の森岡耕作准教授らの共同研究が、アメリカ広告アカデミー(American Academy of Advertising)が発行する国際的な学術誌『Journal of Interactive Advertising』にオンライン掲載されました。
この研究は、明治大学商学部の竹内亮介(たけうちりょうすけ)専任講師と共同で行われ、動画配信サービス内の動画に差し込まれる広告の掲載順序を視聴者がカスタマイズするとき、どのような広告効果が見込まれるのかを明らかにしています。

背景:
動画配信サービスでは、視聴者が見たい本編の前後や途中に広告が挿入され、広告の内容だけでなく「どの広告を先に見るか」も通常はプラットフォーム側が決めています。この研究では、広告内容や広告量を変えず、視聴者に広告の順番だけを選んでもらう「広告順序のカスタマイゼーション」に着目しました。

発見:
2つの実験の結果、広告の順番を自分で選べるだけでも、視聴者は「自分で決められた」という感覚を強め、広告の押しつけがましさをより小さく感じるようになります。その結果、挿入される広告内容の理解が高まったり、広告そのものへの評価が高くなったりすること、さらに、そのような方法で広告を配信するプラットフォームへの評価も改善することが示されました。

意義:
この研究は、広告を減らしたり、企業ごとに複数の広告を作ったりしなくても、提示順を視聴者に委ねることで、消費者の自由を尊重した広告体験を設計できることを示唆しています。そうすると、プラットフォームにとって、広告量やターゲティングの調整だけでなく、視聴者が意思決定に参加できる仕組みを広告政策やサービス設計に組み込むことが重要です。

関連リンク
掲載記事:Which Ad Do You Want to View First? The Customization of In-Stream Ad Sequence
掲載誌:Journal of Interactive Advertising
※外部サイトは2026年8月24日時点のリンク情報です。

教員紹介:森岡 耕作(モリオカ コウサク)