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経営学部

経営学部の「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)

経営学部は、変化が激しい現代社会の中で、本学の建学の理念である、「進一層」の気概(チャレンジ精神)を持ち、幅広い教養と実践的知力によって、企業や社会が直面する様々な問題に前向きに向き合っていくことができる「自立した社会人」を育成します。そのために本学部は学科ごとに、以下の能力を修得したものに学位を授与します。

  • 経営学科
    本学科は以下の能力を修得したものに、学士(経営学)の学位を授与します。
  • (DP1)幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力
  • (DP2)経営学、経営情報学、会計学、ファイナンスに関する専門知識
  • (DP3)現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題を発見・分析・解決する実践的な知識・能力
  • 流通マーケティング学科
    本学科は以下の能力を修得したものに、学士(流通マーケティング)の学位を授与します。
  • (DP1)幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力
  • (DP2)流通・マーケティングに関する専門知識
  • (DP3)現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題を発見・分析・解決する実践的な知識・能力

経営学部の「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)

経営学部では、ディプロマ・ポリシー(DP)において掲げた能力を身に付けることができるように、学科ごとに教育課程を編成します。具体的には、(DP1)に対応するものとして(CP1)を設定し、それに沿って全学共通の総合教育科目により外国語や幅広い教養を学修します。また、(DP2)に対応するものとして(CP2)を設定し、学科ごとの専門知識を修得するために、専門基礎科目(卒業要件表上の名称は基礎科目)と専門科目(卒業要件表上の名称は展開科目)を段階的に学修する教育課程を編成します。但し、経営学、経営情報学、会計学、ファイナンス、流通・マーケティングの5分野は相互に密接な関係があり、どの学科・コースに所属するにせよ、本学部生であればそれら全てについて最低限の知識は修得してもらうことが望ましいと考えられます。そこで、1年次には全員が5分野の基礎科目を履修必修科目として受講し、それを踏まえて本人の関心や適性に応じて2年次より学科・コースに所属する体系となっています。基礎科目は履修必修科目を含めて12単位以上の取得が必要です。さらに、(DP3)に対応するものとして(CP3)を設定し、進一層科目において、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題を発見・分析・解決する能力を養います。すなわち、本学部のディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、卒業要件表上の科目群の三者は、おおよそ以下のような対応関係にあります。

  • (DP1)―(CP1)― 総合教育科目
  • (DP2)―(CP2)― 基礎科目・展開科目
  • (DP3)―(CP3)― 進一層科目

本学部では以上のことを中核に置いた教育課程を編成し、それに基づいて以下のような教育内容・方法を採用しています。

経営学科

①現代経営コース

  • (CP1)必修6単位を含めて32単位と多くの総合教育科目の単位を取得することを通じて、幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力を身に付けます。
  • (CP2)経営学に関する中核的な専門知識を展開科目の重点履修科目で集中的に修得する一方、そうした知識と関連付けて修得することにより経営学に関する理解を深化させることができる知識を展開科目の選択履修科目によって修得します。重点履修科目も選択履修科目も基礎的な内容のものと発展的もしくは応用的な内容のものとに区別されることから、前者を2年次から、後者を3年次から履修可能とすることにより、段階履修を促しています。なお、この分野の基礎科目の知識が無いと重点履修科目の理解は困難であると考えられることから、基礎科目である「会社入門」もしくは「基礎経営学」のいずれかの単位を取得していないとこのコースには所属できません。また、卒業までに「会社入門」と「基礎経営学」両方の単位を取得しておく必要があります。
  • (CP3)進一層科目(アカデミック・リテラシー科目、キャリア科目、演習科目)を通じて、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題を発見・分析・解決する実践的な知識・能力を身に付けます。
    • ア.アカデミック・リテラシー科目では、大学生として学んでいく基本的なスキルを身に付けます。
    • イ.キャリア科目では、現代社会で活躍できる人材となるために必要な知識やスキル(社会人基礎力、持続的就業力)を養います。
    • ウ.演習科目(ゼミ)では、統合的学習経験を通じて、問題解決力、リーダーシップ、チームワーク、創造的思考力等を養います。そしてそれによって、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題に対する、調査・分析・論理的思考力およびコミュニケーション能力等を身に付けます。

②経営情報コース

  • (CP1)必修6単位を含めて32単位と多くの総合教育科目の単位を取得することを通じて、幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力を身に付けます。
  • (CP2)経営情報学に関する中核的な専門知識を展開科目の重点履修科目で集中的に修得する一方、そうした知識と関連付けて修得することにより経営情報学に関する理解を深化させることができる知識を展開科目の選択履修科目によって修得します。重点履修科目も選択履修科目も基礎的な内容のものと発展的もしくは応用的な内容のものとに区別されることから、前者を2年次から、後者を3年次から履修可能とすることにより、段階履修を促しています。なお、この分野の基礎科目の知識が無いと重点履修科目の理解は困難であると考えられることから、基礎科目である「情報リテラシー入門」の単位を取得していないとこのコースには所属できません。また、卒業までに「情報リテラシー入門」と「情報リテラシー応用」両方の単位を取得しておく必要があります。
  • (CP3)進一層科目(アカデミック・リテラシー科目、キャリア科目、演習科目)を通じて、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題を発見・分析・解決する実践的な知識・能力を身に付けます。
    • ア.アカデミック・リテラシー科目では、大学生として学んでいく基本的なスキルを身に付けます。
    • イ.キャリア科目では、現代社会で活躍できる人材となるために必要な知識やスキル(社会人基礎力、持続的就業力)を養います。
    • ウ.演習科目(ゼミ)では、統合的学習経験を通じて、問題解決力、リーダーシップ、チームワーク、創造的思考力等を養います。そしてそれによって、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題に対する、調査・分析・論理的思考力およびコミュニケーション能力等を身に付けます。

③現代会計コース

  • (CP1)必修6単位を含めて32単位と多くの総合教育科目の単位を取得することを通じて、幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力を身に付けます。
  • (CP2)会計学に関する中核的な専門知識を展開科目の重点履修科目で集中的に修得する一方、そうした知識と関連付けて修得することにより会計学に関する理解を深化させることができる知識を展開科目の選択履修科目によって修得します。重点履修科目も選択履修科目も基礎的な内容のものと発展的もしくは応用的な内容のものとに区別されることから、前者を2年次から、後者を3年次から履修可能とすることにより、段階履修を促しています。なお、この分野の基礎科目の知識が無いと重点履修科目の理解は困難であると考えられることから、基礎科目である「簿記・会計入門a」の単位を取得していないとこのコースには所属できません。また、卒業までに「簿記・会計入門a」と「簿記・会計入門b」両方の単位を取得しておく必要があります。
  • (CP3)進一層科目(アカデミック・リテラシー科目、キャリア科目、演習科目)を通じて、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題を発見・分析・解決する実践的な知識・能力を身に付けます。
    • ア.アカデミック・リテラシー科目では、大学生として学んでいく基本的なスキルを身に付けます。
    • イ.キャリア科目では、現代社会で活躍できる人材となるために必要な知識やスキル(社会人基礎力、持続的就業力)を養います。
    • ウ.演習科目(ゼミ)では、統合的学習経験を通じて、問題解決力、リーダーシップ、チームワーク、創造的思考力等を養います。そしてそれによって、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題に対する、調査・分析・論理的思考力およびコミュニケーション能力等を身に付けます。

④ファイナンスコース

  • (CP1)必修6単位を含めて32単位と多くの総合教育科目の単位を取得することを通じて、幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力を身に付けます。
  • (CP2)ファイナンスに関する中核的な専門知識を展開科目の重点履修科目で集中的に修得する一方、そうした知識と関連付けて修得することによりファイナンスに関する理解を深化させることができる知識を展開科目の選択履修科目によって修得します。重点履修科目も選択履修科目も基礎的な内容のものと発展的もしくは応用的な内容のものとに区別されることから、前者を2年次から、後者を3年次から履修可能とすることにより、段階履修を促しています。なお、この分野の基礎科目の知識が無いと重点履修科目の理解は困難であると考えられることから、基礎科目である「経営数理入門a」の単位を取得していないとこのコースには所属できません。また、卒業までに「経営数理入門a」と「経営数理入門b」両方の単位を取得しておく必要があります。
  • (CP3)進一層科目(アカデミック・リテラシー科目、キャリア科目、演習科目)を通じて、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題を発見・分析・解決する実践的な知識・能力を身に付けます。
    • ア.アカデミック・リテラシー科目では、大学生として学んでいく基本的なスキルを身に付けます。
    • イ.キャリア科目では、現代社会で活躍できる人材となるために必要な知識やスキル(社会人基礎力、持続的就業力)を養います。
    • ウ.演習科目(ゼミ)では、統合的学習経験を通じて、問題解決力、リーダーシップ、チームワーク、創造的思考力等を養います。そしてそれによって、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題に対する、調査・分析・論理的思考力およびコミュニケーション能力等を身に付けます。

    流通マーケティング学科

    • (CP1)必修6単位を含めて32単位と多くの総合教育科目の単位を取得することを通じて、幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力を身に付けます。
    • (CP2)本学科は基礎知識の修得を踏まえて発展的な科目を履修することを強く促しています。この分野の基礎科目である「流通マーケティング入門」の単位を取得していないと本学科に所属しても展開科目は履修できません。また、2年次以降においては、展開科目の重点履修科目の中でも最も基礎的な科目である「流通論」と「マーケティング論」が選択必修科目となっています。流通・マーケティングに関する中核的な専門知識を集中的に修得するための重点履修科目においては、基礎的な内容のものと発展的もしくは応用的な内容のものとに区別されることから、前者を2年次から、後者を3年次から履修可能とするだけではなく、それぞれに卒業に必要な単位数を設定することによって、段階履修を明確に促しています。また、3年次にはそれまでに身に付けた知識を総動員する形で対応する必要がある1クラス20名程度の双方向型科目「ケース・メソッド」が必修となっています。以上の体系によって、流通・マーケティングに関する中核的な専門知識を重点履修科目で集中的に修得する一方、そうした知識と関連付けて修得することにより流通・マーケティングに関する理解を深化させることができる知識についても選択履修科目によって修得します。
    • (CP3)進一層科目(アカデミック・リテラシー科目、キャリア科目、演習科目)および展開科目の重点履修科目における必修科目である「ケース・メソッド」を通じて、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題を発見・分析・解決する実践的な知識・能力を身に付けます。
      • ア.アカデミック・リテラシー科目では、大学生として学んでいく基本的なスキルを身に付けます。
      • イ.キャリア科目では、現代社会で活躍できる人材となるために必要な知識やスキル(社会人基礎力、持続的就業力)を養います。
      • ウ.演習科目(ゼミ)では、統合的学習経験を通じて、問題解決力、リーダーシップ、チームワーク、創造的思考力等を養います。そしてそれによって、現代社会における諸問題あるいは様々な学術研究分野における諸問題に対する、調査・分析・論理的思考力およびコミュニケーション能力等を身に付けます。

    経営学部の「入学者受入れの方針」(アドミッション・ポリシー)

    経営学部は、ディプロマ・ポリシー(DP)で掲げることを実現し、カリキュラム・ポリシー(CP)で示す教育課程において必要となる基本的な学力の3要素に加えて、次のような意欲、基礎学力等を持った人物を求めます。

    全学アドミッション・ポリシー(全学AP1~4)に加え、以下のことを入学時において求めます。

    • (AP1)学部の教育研究理念を理解し、グローバルな視点から企業や社会の問題解決に取り組む意欲のある、「進一層」の気概を持つ人
    • (AP2)倫理観と責任感を持ち、多様な価値観と文化を受け入れられる人
    • (AP3)経営、経営情報、会計、ファイナンスおよび流通・マーケティングの分野で、高度な専門知識を修得するための十分な基礎学力を持つ人
    • (AP4)戦略を構想し実践的な問題解決を行うための論理的思考力と創造性を持つ人

    上記のことを踏まえて、全学アドミッション・ポリシーで示したような入学者選抜を行います。

    特に、経営学部 簿記資格取得者選抜においては、特定の簿記資格を有する者に受験資格を付与し、小論文を通して論理的思考力を確認したうえで、経営学部に対する志望動機および入学後の勉学に対する熱意等を重視して、主体性や思考力・判断力・表現力を調べるために面接試験を行います。