多摩アカデミックコンソーシアム(TAC)は、多摩地区にある4年制大学で構成される大学協力機構です。 東京経済大学と国際基督教大学、国立音楽大学、武蔵野美術大学、東京外国語大学、津田塾大学の6大学の専門分野を生かした単位互換制度、図書館の相互利用、学生・教職員の交流を行っています。
秋葉 成美さん
東京経済大学
コミュニケーション学部コミュニケーション学科3年
(制度利用当時)
[津田塾大学で単位互換制度を利用]
女子大学の雰囲気を味わってみたいと思い、TACの単位互換制度を利用しました。自宅から東京経済大学までの途中に津田塾大学があるので、通学は便利でした。週一日だけ途中下車して、津田塾大学で「イギリス文化概論」「多文化共生論」「言語教育とジェンダー」の3科目を履修しました。
歴史を感じさせる建物が、おしゃれな雰囲気を漂わせ、木々に囲まれた緑の多いキャンパスに魅力を感じました。
「言語教育とジェンダー」の授業では、語学教育を受ける人・第二言語で意思疎通を図ろうとする人の動機について考察し、男性の場合は仕事を足掛かりとするケースが多く、女性の場合には自己啓発を目的とするケースが多くみられるとの分析結果が紹介されたことが印象に残りました。
東京経済大学のコミュニケーション学部では、卒業論文が必修なのですが、津田塾大学でTAC開講科目を受けたことが、自分がテーマとする予定の卒論の素材として活用できそうです。この制度を利用したおかげで、自分の関心とニーズを満たしてくれました。機会があればまた、TAC単位互換制度を利用してみようと思います。