言語選択

Search

日本語 ENGLISH

 

夢を追いかける学生と
それを支える職員の想いとは

職員A 東京経済大学には、経済支援や学生奨励を目的としたさまざまな奨学金制度がありますが、なぜ「安城記念奨学金」を利用しようと思ったのですか?
学生B 地方公務員を目指していたからです。多くの人が自粛生活やテレワークを強いられる中、公務員をはじめとするエッセンシャルワーカーの方たちは常に現場に立ち、人々の生活のために動いていました。そんな姿を見て、私もその1人になりたいと思うようになりました。そんなとき、東京経済大学生専用のポータルサイトで「安城記念奨学金」のことを知り、申し込みました。学費の他にも、自費でCSC(キャリア・サポートコース)の公務員総合講座を受講していたので、少しでも費用を抑えられるとありがたいと思いました。
職員A そうだったのですね。「安城記念奨学金」は、Bさんのように目標に向かって努力している学生を、経済面で支援する奨学金制度の1つで、資格や試験の内容によって最高50万円を支給します。
学生B 学生課の職員の方に相談したら、とても親身になってくれて。奨学金の申請方法についても丁寧に教えてくれました。

職員A 学生一人ひとりの能力を引き出せる機会を、もっと提供したい。それがこの奨学金制度の目的であり、私たち職員の思いでもあります。
学生B 奨学金制度の面接のときはとても緊張した思い出があります。でも、面接官の方々から公務員に必須の法律科目の学び方など、たくさんアドバイスをいただけたのでありがたかったです。
職員A 本気で挑もうとしている学生を見ると、私たちもいつも以上に本気でサポートしなくてはと思います。他にも「TKU進一層賞」にチャレンジしたそうですね?
学生B はい。がんばった分だけ結果につながるし、それが成果として現れるのはとてもうれしいことです。表彰されるたびに、がんばってよかったなと思います。
職員A  「TKU進一層賞」は、本学の建学の理念である「進一層」を体現する活動を行っている学生を表彰するものなので、そう思ってもらえてうれしいです。資格取得や課外活動にがんばって取り組んでいる学生はもちろん、この賞を1つのきっかけとして新しいことに挑戦したい学生など、幅広い学生に応募してもらいたいと思っています。ここ最近で表彰された例としては、「中山道を84万歩かけて歩いた学生の紀行文」「オリジナル小説の発表」「公認会計士をはじめ各種難関資格合格」「箱根駅伝出場」「日銀グランプリで顕著な成績を受賞」などがありました。
学生B 皆さんいろいろな分野で活躍されているのですね!自分ももっとがんばらなければと鼓舞されます。

経験を重ねることで
目に見えて学生は成長する

職員A 「ピアサポート制度」に参加したのも、もっとがんばらなければという思いの1つでしょうか?
学生B はい。ピアサポートへの参加には、2つのきっかけがあります。1つ目は、入学前の新入生交流会で出会った先輩が、学業やサークル、ゼミなどさまざまな場面で活躍しており、自分も先輩のように大学生活を充実させたいと思ったこと。2つ目は、新型コロナウイルスの影響を受けた後輩の存在です。入学式の中止や授業のオンライン化により、友人づくりの機会がなかったはずなので、対面授業が再開したとき「対面で人と交流する機会を設けよう!」という強い気持ちで、学生課主催のファシリテーターに立候補しました。
職員A そんなきっかけがあったのですね。学生生活の悩みには、共感できる学生のサポートが効果的だと思います。例えば、アルバイト選びに悩む学生には、アルバイト経験豊富なサポーター学生の話が魅力的に感じられるはず。教職員では解決できない学生の不安や悩みに寄り添える点が、ピア・サポート活動の魅力です。「ファシリテーター」として友人づくりの場で活躍されている中で、どのようなことを心がけていますか?
学生B 自分の主観でとらえないことです。自分だけの考えで、相手が話していることの意図を決めてしまわないようにしています。例えば、グループワークで一人だけ発言できていない学生がいたら、その学生を発言が苦手な人と決めてしまわずに、どうしたら発言できるようになるかをその場で工夫するようにしています。

職員A 職員側から見ていると、継続してサポーターとなる学生は、目に見えて成長しているのがわかります。話し方や態度に余裕が生まれて、後輩のサポート学生のお手本になっています。今年からサポーターになったある女子学生は、いくつかのイベントでの成功体験が自信になったようで、主体的にピア・サポート関連サークルを設立しました。きっかけと経験の積み重ねで、大きく成長できるのだと感じています。
学生B すごいですね!実際に私もファシリテーターとして盛り上げ役に徹し、その場をあたためる努力をしたことで、相手の話を最後まで聞くことの大切さを学ぶことができました。
職員A 実はこの数年、ピアサポートで活躍している学生が「安城記念奨学生」に採用されることが多くなっています。そうやってサポーター学生ががんばっている分、私たち職員もサポーター学生をもっとサポートしていけるようがんばります!
学生B よろしくお願いします(笑)。私も最初は大変でしたが、職員の方にサポートしていただいて、安心して活動することができました。
職員A 最後に、これから東京経済大学に入学しようと考えている学生にメッセージはありますか?
学生B 東京経済大学には、楽しく学べる施設や制度があり、がんばりをそばで見ていてくれる職員の方々がたくさんいます。受験まで息抜きを適度にしながら、目標の実現に向けてコツコツと努力を積み重ねてください!
職員A 東京経済大学では、入学前と入学後のサポート期間(Welcome Season)を用意しています。直接先輩に大学のあれこれを聞けるので、ぜひ活用して楽しい学生生活を送ってください。そして、いつか入学される皆さんが先輩になったときは、後輩の悩みを聞いてあげてほしいです。