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Q:憧れのドイツへ語学留学した私。
法学の道へ進むきっかけになった
東ドイツのある事実とは何でしょう?

現代法学部 山本紗知准教授

東経大教員QUIZ
※掲載されている教員の所属・職位等は取材当時のものです。

 
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A:東西統一後、旧東ドイツでは インフラ整備のために、 貴重な自然が危機にさらされました。

私は学生の頃から、ドイツの風土や歴史、文化に関心を寄せてきました。ドイツ語の力をもっと高めたいと、ドレスデンという街へ語学留学をしたこともあります。そのような時に出会ったのが、ドイツの環境問題に関する論文でした。

そこには、道路や鉄道などあらゆるインフラが老朽化していた旧東ドイツで、東西ドイツの統一後、その整備が急速に進んだこと、その一方で、分断されていた約40年の間、国境地帯やその周辺に発達した豊かな自然や生態系が、インフラ整備により危機にさらされていることなどが記されていました。

私は心の中がざわつくような、なんとも言えない気持ちに陥りました。旧東ドイツでの生活がいかに過酷なものであったか、ドレスデン滞在中、当事者の方々にお話をうかがった経験もあったからです。やがて、環境保護と経済成長のバランス、環境保護の視点を取り入れた国土形成などに関心が広がり、環境法の研究という道へ進むことを決めました。

学生の皆さんも、何が将来の道を開くきっかけになるか分かりません。そして、失敗も軌道修正も許されるのが大学時代です。やってみたい、知りたい、行ってみたいという好奇心に任せて、自分の好きなモノ・コトを存分に追究してみてください。