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社会で活躍するTKU卒業生

会社の役に立ちたい。
根底にひそむ思いが大学で明確になり、 大手税理士法人に就職

[勤務先]PwC 税理士法人
渡邊 亮(わたなべ りょう)さん
経済学部 経済学科 2016年9月卒業
埼玉・さいたま市立大宮西高等学校 出身

大学の4年間で税理士への思いを研ぎ澄ます

税理士として働くまでにはいくつかの岐路がありました。ひとつは東経大1年次に会計プロフェッショナルプログラムに合格し、税理士の道を選んだことです。私には高校生の頃、父の会社が倒産した経験があり、監査を通して企業を客観的に評価する公認会計士よりも、事業パートナーとして企業の内側から関わる税理士が魅力的に映りました。プログラム所属を契機に、初めて自分のなかにひそむ思いに気づきました。
次の岐路は4年次、就職活動を始めるか税理士試験に専念するか悩んだことです。この時もやはり自分を見つめ直し、「会社の役に立つ税理士になりたい」という気持ちの強さを確かめました。そして、そのような強い目標を持ちながら勉学に励み、ファーストキャリアの方向性を選択するという重要な岐路を迎えました。税理士法人はいわゆる「BIG4」と呼ばれる大手と、準大手、その他の3つにカテゴライズできると言われています。自身の経験から零細企業の支援にも魅かれましたが、「新卒の今しかできないことをやろう」と、グローバルネットワークを持つBIG4のひとつであるPwC税理士法人に挑戦しました。

ハイレベルな顧客との交流が自身を大きく成長させる

入社後は申告書の作成を中心とするコンサルティング業務で経験を積み、M&A案件を担当する部署に移り、プロジェクトの一員として合併企業の価値やリスクなどを検証しています。お客様の担当者は優秀な方ばかりで、PwCのグローバルネットワークから集約される最前線の知見を私たちに期待されています。ハイレベルなやりとりを通して自分自身も成長できる環境です。
大学で目標を持って勉強したいと会計プロフェッショナルプログラムを選んだのがすべての始まり。東経大の学びによって想定以上に飛躍できました。

お客さまとの出会いは一期一会。
一人ひとりと真摯に向き合う気持ちを大切に安心安全の旅をサポートしたい

[勤務先]ANAエアポートサービス株式会社
神宮 知佳(じんぐう ちか)さん
コミュニケーション学部 コミュニケーション学科 2018年3月卒業
群馬・高崎市立高崎経済大学附属高等学校 出身

留学体験とゼミ活動で体感したコミュニケーションの力

グランドスタッフ(GS)を志したきっかけは、大学3年次に参加したイギリス留学です。英語力実践の場として、敢えて日本人の講師や留学生がいない語学学校を選びましたが、渡英後すぐに言葉の壁にぶつかりコミュニケーションを取ることすら避ける日々。そんな自信を失っていた私を支えてくれたのは、現地の先生や友人、ホストファミリーからの温かくも力強い言葉でした。そして現地の空港職員との出会いから、旅に不安を感じるすべての人に安心や温かさを届けるGS に憧れるように。自分の意見を持ち表現する他のヨーロッパの留学生からも刺激を受け、語学力以上に伝える力が培われたように思います。
所属していた北山ゼミではプレゼンテーション発表の機会が多く、自ら撮影した写真やビジネス記事について自分の言葉で発信できるよう、日常の気づきを書き留め、アイデアを考えることを意識的に行っていました。こうして身についた周囲への探究心や物事をとらえる力、表現力は、お客さまのお気持ちを察して柔軟に対応する接客サービスにつながっています。

幅広い選択肢と就活サポートで将来“なりたい自分”を現実に

GSの業務内容は、搭乗手続きのほか、搭乗ゲートでの案内や乗り継ぎ案内、出発便や手続き内容の情報管理など多岐にわたります。社会人となった今でもやりがいを感じるのは、お客さまからの温かい言葉。
一期一会の接客にこだわり、全力であることをモットーとしています。在学中に将来の目標を見つけられたのは興味関心に合わせた自由な学びがあったからこそ。キャリアサポートもフル活用しました。東経大には“なりたい”自分を見つけ、その一歩を踏み出す環境が整っています。